Pleabo

2017-05-25 11:30

委託

委託日がやってきました。待ちに待った日です。その日は、乳児院で児童相談所の担当者と会う約束になっていて、委託のための手続きをする予定でした。印鑑や通帳など様々な物の用意をしました。

着替え

自宅から持参したじー子専用の服に着替えさせました。自分専用の服を毎日着用する日々の始まりです。少し気合を入れ過ぎで、完全に余所行きの服にしてしまいました。チュチュではないのですが、乳児院では絶対に着られないような着飾り方でした。そのような服装をさせたかったというよりも、もう一般家庭の子供になるのだから、着飾ってもいいのだという開放感を感じたかったのかもしれません。

手続き

様々な書類の記入をしました。そして、措置変更に関する書類や、委託に関する通知、今後の養育の方針などが気記載された書類を受け取りました。さらに、予防接種の同意書もありまあした。私たちは、単なる里親であるため、予防接種を簡単に受けさせることすらできないということを気づかされました。

乳児院から

乳児院からは、通帳と印鑑を受け取りました。そして受け取った旨の書類を作成しました。児童手当のみですが、特別養子縁組完了までは手をつけずに預かるという趣旨のものでした。あとは、現時点での成長や発育の状態を記した用紙と、母子手帳を受け取りました。さらに、じー子の私物も受け取りました。そして、アルバムです。

今後のこと

里親である私たちは、じー子を養育するにあたって、養育費等を請求することになります。そして、養育の状況を、月に一度、報告書にまとめて提出することとなりました。さらに家庭訪問も毎月とのことでした。同居直後には、転入の届け出のため市役所に出向き、保健センターに予防接種などの相談に行くことになりました。

出発

記念撮影をして出発です。我が子は泣くこともなく、淡々と去りました。 これが私たちの新たなるスタートでした。 委託日までにはいろいろ用意しなくてはいけないと思って、考えていました。物の準備より、こころの準備も必要だったため、穏やかにこの日を迎えられたことに、ほっとしました。

🔖47

2017-05-25 17:30

委託時に感じたこと

やっと一緒に過ごせる、そう感じました。長かったです。本当に長かったです。ただし、ここからが本番です。委託されても解除されることはあるそうで、そのことばかり検索していました。破談になってしまう恐れを感じながら過ごす日々はまだ続くのです。委託から特別養子縁組の申立てまでの期間はおよそ半年と言われていましたので、さらにそこから結果を待つということです。新生活は喜びだけでなく、不安もありました。

児童相談所のからの書類

よく読むと書類の中に温かいメッセージがありました。 “何でも相談してください。” “健やかな成長と特別養子縁組成立を願っています。” 救われました。いろいろありましたし、時間はかかりましたが、お世話になりました。ありがとうございました。心から感謝しました。

乳児院からの物

じー子の私物はたった一つでした。おもちゃです。乳児院のイベントで入手したそうです。実親からのプレゼントなどは全くありませんでした。もちろん、衣類も寝具も全部、自分のものではありませんでした。アルバムは、コメントしずらいものでした。

乳児院のスタッフからの言葉

大勢のスタッフに見送っていただきました。 「これから辛いことがあるけど、頑張ってね。」、「幸せになれるといいね。」 かけてくださった言葉です。辛いことはありますが、いいことについてコメントしてください。頑張ると思いますが、今まで十分、大変な生活をしてきたので、できる限り頑張らなくていい生活にしたいです。幸せになれます。もやもやしました。今でももやもやしています

🔖48

2017-05-25 20:40

委託初日

委託された我が子と帰宅しました。外泊で慣れていたので、もちろん、馴染んでいました。特に困ることもなく、写真を撮って過ごしました。

ミルクのために

自宅までは遠く、混雑する時間帯でもあったので、乳児院の近くのショッピングモールに立ち寄り、そこで食事とミルクを与えました。キッズスペースのようなところがあったので、試しに入ってみたら、大喜びでした。とても楽しそうでした。このような過ごし方が一般の人の日常なのだと感じたことを覚えています。

車の中

車の中ではずっと眠っていました。寝顔をじっくり見ながら過ごしました。この日の運転は夫がしてくれたので、ひたすら寝顔を見られました。

到着

自宅に到着し、記念撮影です。あまり動きもないのですが、動画も撮影しました。その後は、ミルクを飲んで、歯磨きと入浴、就寝しました。ミルクを飲みながら寝るという情報をいただいていましたが、歯磨きがあとがいいと思い、そのような順番でした。

🔖49

2017-05-26 06:50

転入届

同居を始め、数日後、児童相談所の担当者が転入の届け出のために、市役所に同行してくださいました。児童手当のことなどに関しても、同席してくださったので、大変スムーズでした。そして市役所の担当者もとにかく丁寧でした。

転入のための手続き

転入の際は一人ではなかったので、安心でした。かなりスムーズで簡単に終わりました。転出に関しては、児童相談所の担当者が行ってくださったので、こちらの手続きはありませんでした。そのようになっているそうです。基本的には、実親側の住民票などは児童相談所が取得することができるそうですが、里親側の情報の閲覧などはしないようになっているそうです。

児童手当のこと

児童手当は夫の口座に振り込まれるようになるとのことで、その手続きをしました。もちろん、入籍までは手をつけないという条件です。とても丁寧な対応でしたが、初めてのことで混乱していたように見えました。

保健センターへの相談

担当者は、保健センターにも連絡を入れてくださったので、こちらもスムーズでした。ここからは、児童相談所の担当者は同席しませんでした。予防接種の相談をして、発育の状況を話し、これからのことを一緒に考えてくださいました。

この日のこと

とにかくスムーズでした。私たちの住んでいる市をを管轄する児童相談所は、ほとんどの人がとても丁寧でした。本当にありがたいことで、研修前の面接からこの日まで、7人の方々と関わりましたが、その対応の良さは100パーセントでした。中にはのんびりの人もいましたが、じー子の地域とは全く対応が違い、あたたかくて責任感のある対応をしてくださっていました。 どの窓口でも、ゆくゆくは改名を考えていることを相談しました。保健センターでもその話をすると、予防接種などの案内が、新しい姓名になっていました。もちろん手書きです。そこまで慎重に扱ってくださっていました。改名後は、住民票の名前にそって案内の名前を印字するそうで、そのことについても事前に調べてくださっていました。 同居開始から数日が経過していましたが、人々のあたたかさに触れることができ、幸先のいいスタートのように思えました。

🔖50

2017-05-26 11:45

委託されてから一週間の出来事

委託されてから、想定外のことがたくさんありました。たった一週間でもいろいろありました。毎日、違うトラブルが起こってしまうので、当たり前ですが、その都度、対応していました。

二人きりでの時間

当然かもしれませんが、夫は仕事に行きます。二人きりで過ごし、寝静まってから帰ってくることもあります。寝顔見たさに電気をつけて、覗き込みます。そして、起きそうになり、ミルクをはいたこともありました。夕食が多かったのかもしれませんが、無理な体勢になったのでしょう。世の中のお父さん、可愛くても睡眠を優先させてはいかがでしょうか。特に委託からたった数日です。

赤ちゃん

絵本の読み聞かせをしていたら、赤ちゃんがなくページで、その絵を撫でました。絵本自体に興味がなく、無反応だった我が子が、そのような反応をしたのには驚きと喜びを感じました。優しい気持ちになっているようです。

テレビ

テレビの音楽に合わせて手拍子をしたり、揺れていました。無表情で見つめるだけではありません。何かが変わったようです。ごくごく普通のことをしているだけですが、このようなこともなかったので、とても嬉しい出来事でした。

🔖51

2017-05-26 15:45

便利グッズ

ベビー用品はたくさん購入しましたが、意外な便利グッズがいくつかあります。今まで知らなかったものも多いのですが、必需品と呼べるものもたくさんありました。

鼻水吸引器

便利です。委託されても鼻水がいっぱいで、鼻水吸引器には長らくお世話になりました。乳児院では、泣き叫ぶのを押さえつけて行う姿が見られていましたが、ミルクを飲ませながら行うと問題なくできました。食事中に鼻をかむような感覚なので、おすすめはできませんが、名案だと思って行っていました。

綿棒

何かと役立つ綿棒ですが、普通の物だけでなく、赤ちゃん用のものを常備すると、お臍の掃除などにも使えました。薬を少しだけつけたいときなどにも有効でしたので、とても助かりました。

おしりふき

某ベビー用品店の人気商品で、水がほとんどのものです。お手拭きとしても使っていました。蓋も便利です。乾かないようにするための、何度も使えるものを購入したらとても便利でした。ケースと迷いましたが、私にはこのスタイルが楽でした。

🔖52

2017-05-26 19:30

さらに便利グッズ

とにかく購入します。便利なものは何でも購入します。状況が状況であったため、周囲に月齢別の必要なものを聞くこともできず、自分で調べてとにかく購入していました。もちろん吟味するのですが、なんせ、子育て経験はゼロですから、考えても的外れということもあります。そして調べても、自分たちの生活と違えばもちろん不要となるので、全く使わなかったものもあります。

組み立て式のマット

自宅の雰囲気に合うものを選択しました。最初は抵抗がありましたが、芸能人の方々の子育てブログからヒントを得て、自宅の部屋に合うものを選択すればいいと感じました。カラフルなものだけでなく、シックな色合いのものも存在し、木目調のものまであることを知って感激でした。最初は少量のものにしましたが、違和感がなくなって、さらに広げました。すぐに家中にマットが敷き詰められ、転がって過ごしても安全な空間ができました。そして、寒い冬でも冷えないので、大人も座布団入らずです。ホットカーペットを購入しようと思っていましたが、不要となりました。

机といす

一体型のものです。座っている姿が可愛いです。抱っこで座らせると、嬉しそうにしていました。食事中の逃亡も防げます。乳児院はそのようなスタイルでしたので、じー子は慣れているようで、落ち着いて食事ができると考えたのです。

食事用エプロン

乳児院ではタオルを使用していたので、そのようにしていましたが、毎回、洗濯物を増やします。食事用エプロンは、他の食器と一緒に洗えるものにしたので、とても便利で衛生状態もよく、安心感がありました。

ガーゼ

朝の顔拭きなどに使用するガーゼですが、よだれを拭くのにも使えました。泣いた後の汗拭きにも使えます。10枚セットを購入して、毎日3枚くらい使用していました。汚れが少ないと、すぐに手洗いして干すと、数十分後には乾いていました。乳児院では、よだれや鼻水は流しっぱなしでしたが、このガーゼのおかげで、我が子の顔には汚れがない状態になりました。

🔖53

2017-05-27 06:55

委託されてからの発見

委託されてからは、次の問題などがたくさん出てきます。家庭訪問が数回あることは知っていましたが、とにかく多かったです。そのため、月に一度は現状を報告できるように普段から日記をつけることにしました。

日記

日記は時々読んで振り返ることができますし、自分にとっても有益なものなので、抵抗なく開始しました。気になることを中心に書いたので、悩み事が多いのですが、発達に関しても細々と書いてあります。また、排便の状態や回数なども記録していたため、体調不良の時にそれを見ながら医師に相談できました。

離乳食

食事のことは謎が多かったので、大変でした。乳児院に食べられる食材を聞きましたが、詳しい記録がないとのことで、今まで自分の目で見てきたものも含めて、最初からスタートしました。ごはんの硬さなどは大体わかりましたが、食材の内容や大きさは、最初からです。新生児ではなかったはずが、このようなことになりました。最初はそれに喜びを感じましたが、何かがおかしいと気づいてからは、乳児院に腹を立ててしまいました。それでも、一度、突っぱねられると、それ以上は言えず、一先ず自己流で進めます。

おむつ

おむつは乳児院では6回くらい変えていたそうですが、いつも臀部周辺が赤くなっていたので、我が家に来てからは、出たらかえるという形にしました。どうやらその方が快適なようで、出たかを聞くとうなずくようになりました。さらに、就寝時刻が早いので、私が寝る前に一度かえていました。今まで、食事前など、完全に時間で区切られていて、大変だったと思います。一般家庭に来たからには快適に。

🔖54

2017-05-27 11:20

育児

育児に関しては膨大な知識を持っていました。特別養子縁組を希望する人のほとんどは、職場を離れ、待機します。つい最近、育児休暇が取れるようになってきましたが、空いた時間を育児に関する知識を蓄えることに使っています。もちろん、特別養子縁組のこと自体も調べますが、育児については、一般の人よりも神経質に調べているはずです。周囲の人たちもそうでした。てんやわんやですが、トラブルにも対応しつつ、何とか楽しく乗り越えていきました。

乳児院との違い

乳児院と自宅では、全く勝手が違いました。いつでもミルクのお湯が出るわけではなく、自分で準備します。食事も給食室から配膳されていません。子供の相手をしながら、用意します。当たり前ですが、数ヶ月の間、乳児院で行ってきたこととは全く違うので、一般家庭になじめませんでした。我が子は当たり前のように適応していました。尊敬です。

蓄えた知識が役立つ

理想と現実は違うものとして理解していましたので、あれもこれも裏切られると想定して行動しました。もちろん、夫がお風呂に入れると言っていても、帰宅時刻が深夜になる場合などを想定して行動しました。それも蓄えた知識の一部です。芸能人や、カリスマママのような人のブログを見て、子供のイレギュラーな行動を把握していました。それでも驚きの連続でしたが、比較的、冷静に対応できていたと思います。

発達

正直なところ、じー子は発達が遅れていて、表情が乏しいところなども気になっていました。一緒に暮らし始めても同じです。少し笑うようになっても、声はほとんど出さず、理由がなければ泣きません。心配でした。ただ、離れているときよりは、落ち着いて考えることができていました。三歳児健診まで、一先ず我慢しようと目標を決めて、常に葛藤しながらも、いい方向になるように、障害などについても調べていました。

🔖55

2017-05-27 15:30

失敗した便利グッズ

色々なものを購入しましたが、失敗も多かったです。物自体が悪いのではなく、我が子に合わないという意味での失敗もありました。それは意外でした。使えば慣れると思っていたので誤算でした。人間ですから慣れないということも考えればわかるのですが、慣れさせればいいという強引な考えが先行していました。

紙パックホルダー

紙パックの飲み物を与える機会がありません。そして、与えるのであれば、支えることが必要となってしまったので、結局、使用せず箪笥の肥やしです。ストロー飲みを習得しても、コップならそれを抜いて口をつけ、パックでは量などの調節が難しいので、あまり購入しないようになりました。

簡易スタイ用のクリップ

普通のスタイと食事用エプロンのみでよかったので、帽子などをとめるために使用しました。それも短期間であったため、いまいちという評価です。ずぼらな性格でなければ使用したかもしれません。

バスタオル

入浴後はフェイスタオルの方が重宝しました。人それぞれなのですが、絶対バスタオルしかないと考えていたので、肌触りのいいものを揃えていました。 他にも未使用品多数あります。

🔖56

2017-05-27 20:30

留守番

委託されてから数日後、夫が買い物に行くというので、じー子を連れて行ってもらえるように頼みました。夫が一人で子供を連れて出掛けるのが初めてだったので、留守番をしていても気が気ではなく、掃除すらできませんでした。

持ち物

おむつ、着替え、母子手帳、医療証、必要と思われるものを全部持参してもらいました。万が一の時におむつ替えをどこでするのか、咄嗟に考えることができるかどうか、とても気になりました。行き先は地元の人が集まるようなところで、おむつ替えの台などもないはずです。さらに、近隣住民にじー子のことを聞かれたときに何と答えるかも重要です。

周囲への説明

もし誰かに、じー子のことを聞かれたらどうするかは、あらかじめ考えていましたが、それを復習しました。こたえづらいことは、はっきり覚えていないと言えるようにしました。二人が違う話をしてしまうといけないので、そのようにしていました。

結果

数分で用事を済ませて帰ってきました。想像以上に早く、おむつ替えも何もない状態でした。周囲からも何も言われず。簡単に言えば考えすぎでした。

🔖57

2017-05-27 21:40

風邪

委託されて数日が経過しても、我が子は鼻水が止まりませんでした。寒さのせいなどもあると思っていましたが、未だかつて鼻水が出ていない我が子を見たことがありませんでした。ただの風邪ということでしたが気になっていました。

他の病気を疑う

我が子は持病があるものの、鼻水に関係するものではないはずでした。一度検査を受けさせた方がいいのか迷っていました。夜寝ている間は鼻水で悩むことはありませんでしたが、起きている間中、鼻水とよだれがひどかったです。以前、外泊をしたときに、呼吸が上手にできずにいて、背中に貼るテープをいただいたことがありました。その時には、気管支の問題なども懸念しているとのことでしたが、結局は問題なくすんでいきました。そんなこともあったので、どこがどう悪いかが心配で、市民病院に行く決意をしました。

鼻水を止めるか否か

自宅にいると、鼻水を拭くことも吸うこともでき、常にきれいにできたので、無理に止めなくてもいいとも思っていました。しかし、初めて会った日からずっと、鼻水が出ているので、さすがにどうにかしたいという気持ちもありました。

児童相談所との関わり

病院に行くこと、児童相談所への報告が必要になります。素人目から見てもただの鼻水くらいで連れて行ってもいいのかは迷いました。それも、薬を出された場合には、薬の名前や飲み方、飲ませたかどうかなど、全て報告するように言われていました。里親なので、当たり前ですが、結構、面倒なことであり、どのように見られるかも心配でした。鼻水に関しては、よくあることだと言う見解でしたので、委託直後の受診は不要と言われていました。自分の中では心配だったので、決定事項であるにもかかわらず、迷いもありました。

🔖58

2017-05-28 06:45

小児科へ

市民病院が比較的近くにあるので、そこの小児科にかかろうと考えました。しかし、入籍後などもお世話になろうとすると、あまりにも近いところで通うのは辛い思いをするのではないかと考え、市内でも少し離れた個人の診療所へ向かいました。結果は、長期間、風邪などいろいろな菌にさらされて、体を守るために、鼻水を出しているだろうとのことでしたが、あまりにも長期にわたっていたので、親子共々の心身の負担を鑑みて、鼻水をとめる薬を処方してくださることになりました。

薬の効果

薬の効果はすぐに出ました。湯冷ましで溶いて、飲ませると、どうやらおいしかったようで、もっとほしがりました。簡単に飲めて、すぐに鼻水が止まり、以前より、表情が明るくなったような気がします。いつも仏頂面で愛想がないのは、鼻水の不快感も一因となっていたのかもしれません。

外出の効果

鼻水が止まらず、体調がすぐれないことも多かったので、最低限の外出以外は避けていましたが、病院だけでも気分転換になりました。お互い、疲れていました。帰宅すると、病院で習得したであろう動作を繰り返し披露してくれました。

ついでに

肌が荒れていたので、プロペトを出してくださいました。こすれて荒れるので、うっすら保護することを教えてくださいました。保湿用のボディーローションとの併用の仕方なども教えていただきました。よく見てくださっていました。本当に感謝しています。

🔖59

2017-05-28 11:20

病院で戸惑う

病院では、子供の名前で受診します。もちろん、子供の名前なので、改名前の氏名です。戸惑わないわけがありません。しかし、保険証も出すので、 里親であるという説明も必要です。

里親

里親であるため、子供の詳細が把握できない旨を話しました。また、乳児院で風邪の症状がどのような感じであったかも、詳細は不明という旨も伝えました。いずれは実子になるということを伝え、その際の手続きを教えてもらいました。

改名

特別養子縁組をして、姓が変わったらすぐに、名前も変えるということを話しました。その前に、名前の読み方を尋ねられました。やはり難しかったです。しばらくは改名のことなども考えずに、新しい名前で慣れていましたが、このような時に事実を突きつけられます。それも想定内でしたが、結構、こたえました。想定内だったので、あえて求められていないふりがなをつけずに書類を出したら、名前を聞かれました。そして、名前を書くように説明されました。 やはり読めないようです。名前と判断されないというのは想定外でした。姓の隣に意味不明な文字が並んでいると思ったようです。気まずかったです。次回からは、ふりがなをつけると決意しました。気まずい空気が流れないためにも重要なポイントでした。

🔖60

2017-05-28 15:40

乳児院に感謝

乳児院では忙しすぎて、ずさんな扱いを受けていたのが気になっていましたが、委託後に強く思ったのは、いい経験をしたということでした。様々な部分で、教えなくても当たり前に行うことが身についていました。そのいい癖をなくさないように、下手に甘やかしてはいけないと決意しました。特別養子縁組をした先輩などのお話を拝聴すると、初孫のような扱いになっている方が多く、溺愛を通り越していて、それがいい方向になっている方と、そうではない方がいらっしゃるように感じていましたので、あえて、私は、乳児院で身につけたことを御座なりにしないように気を付けることにしました。もちろん、鼻の周辺の汚れを残したままにする点など、困ることはやめました。

挨拶

じー子は、声をほとんど出さず、動きもほぼないに等しいので、難しいと思っていましたが、食事の時の、いただきますとごちそうさまは、手を合わせて会釈をする動作ができました。そのため、必ず忘れずにするようにしました。夫と二人の生活の時もしていたのでこちらも自然にできました。

歯磨き

乳児院では、歯が少し見えるくらいの月齢から歯磨きをしていました。仕上げのみではなく、歯ブラシを握らせて、自分でも行っていました。いつから行うかは尋ねませんでしたが、座るのがはやかったので相当早い段階から自分で持たせていたそうです。まだまだミルク中心の生活でありながら、習慣として当たり前かのごとく行っていました。

着替え

体を支えてサポートすると、手足を器用に動かしてくれるので楽でした。初めて会った時には低月齢でもすでに、服がセパレートタイプでした。そのため、楽に着替えを済ませるための術を半分くらい身につけていたようです。

🔖61

2017-05-28 19:00

家事と育児

突然の乳児の登場で、家事に育児に大忙しというか、家事がおろそかになります。育児に関しては、目の前に存在する一人の人間を放っておくわけにはいきませんので、どうにかこなします。そして寝付いたら家事です。そこで、休日は夫の協力を得ようと考えました。 家事も育児も経験はほぼゼロの夫に何をしてもらえばいいのか、どうすればストレスにならないかを考えました。

食事

食卓を拭いてもらいます。箸やおかずを運んでもらいます。手洗いと食事用エプロンの着用まで済ませてもらいます。最初はもたつきましたし、とにかくミスが多いですが、文句も言わず淡々と学んでくれました。料理をしてもらうよりも、サポートがありがたかったです。

ミルク

なぜかここだけは、スルーしようとしていました。つくるのは全くやりませんでしたが、渡すところは平日でも機会があればやってくれました。単なるいいとこどりですが、それでも助かっていました。

洗濯

チャンスがあればとにかく一緒に干してもらいました。手際の良さ云々ではなく、楽をすることでもなく、とにかく苦楽を共にできていることに感謝しました。心の底からありがとうという気持ちでした。洗濯物を干すときは、相当、参加してくれていたと思います。

🔖62

2017-05-29 06:20

進まない離乳食とその解決策

離乳食を最初から進めていくのは大変なもので、試行錯誤の連続でした。そんな中、役立ったのが、離乳食を載せているブログでした。意外と多いのですね。

料理研究家ブログ

みきママさんなどのブログを見ていました。他の方々のものも見ていたのですが、電子レンジを使用したり、時短を心掛けたり、とにかく手を抜いてしまっても栄養のバランスや節約を考えることもできるので、私には向いていました。今まで必死になっていたのが不思議なくらい、面白い調理となりました。そしてなんといっても、子供さんの成長は日々のエピソードを見るとなごみました。賛否両論ありそうな記事も多いため、全てをまねることはできませんが、励みになりました。何と言っても、みきママこと藤原美樹さんのご家庭は、笑顔があふれていて、それを見習いたいと思いました。動画を見る際にはボリュームを下げることが重要となりますが、とても励みになっていました。

芸能人ブログ

芸能人ブログは今まであまり読んでいませんでしたが、低月齢の子供さんとの比較をしながら、離乳食のことも調べていました。忙しさから冷凍ストックをつくる人が多いようで、その方法などを参考にしました。失敗談なども包み隠さず書いている人のものを見ると、事前に対策できるので、離乳食以外の部分も参考になりました。

🔖64

2017-05-29 11:00

委託直後に励みとなったこと

じー子はとにかくよく寝ます。そのため、午前と午後に二時間×二回のお昼寝をしていました。乳児院の朝は早く、夜の就寝時刻もはやい設定だったため、それに合わせた生活をしていました。そのためか、お昼寝が四時間ということになってしまっていました。徐々に減るのですが、最初はその形から始めました。

お昼寝中にすること

お昼寝中はとにかく家事をします。食器を洗って、洗濯物をたたんで、お風呂掃除をします。それが終わったら、冷蔵庫のゼリーなどを食べます。棚の中のカシューナッツを食べます。紅茶を飲みます。ストレス解消だったのかもしれません。子育てにはストレスや苛立ちはつきものだと思っていましたが、それを激しく感じるほどではなかった要因は、その休憩にあったのかもしれません。もちろん疲れを自覚していて、時には爆発寸前になることもありました。

ブログを見る

子育てブログを見ると励みになりました。お昼寝の間に時間があれば、離乳食やミルクのことを調べていました。何だかんだで、我が子のことを考えているのです。

🔖65

2017-05-29 22:05

またもやおむつ事情

我が子はマルツエキスにお世話になっていました。心配でした。自分のことは気にならないのに、我が子のことになると、一日でも出ない日があれば気になりました。どうにかして、スムーズに出せないものかと、考えた結果、お腹のマッサージをすることにしました。温かい手で軽くなでると気持ちいいようで、うっとりしていました。そしてすぐに結果が出ます。

便秘改善

マッサージだけでは不十分と考え、色々試しました。その中で一番効果が出たのが食生活の改善でした。とにかく繊維が多いものを中心にして、他は必要最小限度にとどめました。おやつももちろん、繊維たっぷりのものです。出来る限り、温かい飲食物を与えました。水分補給はこまめにして、塩分と糖分も少し加え、吸収が良くなるようにしました。

実る

小児科で相談すると、問題ないとお墨付きをいただきました。これで一安心です。その後は、ライフスタイルの変化にも適応でき、少し月齢が上がるん連れて改善されました。そのことで、病院に行くことはなくなりました。

🔖66

2017-05-30 06:00

恐縮ですがおむつの話題

乳児がいるとおむつの話題は絶えません。何かしらトラブルなどがあります。

おむつのメーカー

我が子のおむつは、某有名メーカーの人気商品です。最初はミッキーマウスにしたかったのですが、口コミや先輩方の話を聞いて、肌に優しいものを選びたいと感じました。そのせいかあまりトラブルはありません。

乳児院のおむつ

乳児院でもやはり同じものでした。そのオムツでいつもかぶれていたのですから、それよりもいいものを手配したいと考えましたが、総合的に見て一番いいと判断したものが同じでした。ケアがずさんなら、いいおむつでもかぶれるということです。我が家に来てからはお尻周辺が赤くなりません。ミッキーマウスでもよかったかもしれないと思う今日この頃ですが、どうしても軌道修正できませんでした。

おむつの購入方法

某通販サイトでお世話になりました。時々ほかで低価格で見付ければ購入しますが、便利が一番です。切らしてしまったら購入するために出掛けなくてはいけません。便利でストックしやすいインターネット通販はとても有難いものです。

🔖67

2017-05-30 11:00

些細なことに敏感になる

子育てをしている人は、自分の子供のために一生懸命になっていて、些細なことに目をつむることができない場合もあるということを知りました。子供がいなかった時には気づけないことをたくさん知りました。もちろん他の物事でも、当事者にしかわからないこともたくさんありますが、一人の人間を家族として迎えると、それはそれは大きな差がありました。

児童相談所

家庭訪問の時に自宅内の様子を見られることがわかっていたので、どのようなチェックをされるかが不安でした。どこまで掃除をして、どのようにお出迎えをすればいいのか、疲れてしまっていることをさとられてはいけないのか、色々なことに敏感になっていました。委託までには様々なことを言われてきましたので、それが前任者の発言であっても気になることはたくさんあり、自分の中で蒸し返しては悲しくなったり苛立ったりもしました。

近所の人

時々いるのです。家庭の事情に首を突っ込んでくる人、いるのです。私は恵まれていたのか、対応に困ったのはお一人でした。お腹が大きくなかったという指摘をされました。 「そうでしたか。ありがとうございます。がんばります。」 切り抜けました。体の話題を避けるというのは、普通のことです。これでよかったです。それでも、次回から顔を合わせたくないと考えて、散歩のコースを変更しました。

🔖68

2017-05-30 19:30

児童相談所からのプレッシャー

委託直後は、研修のことをふと思い出すことが多かったです。なぜなら、じー子は、よそ様の大切なお子さんであり、まだ特別養子縁組は成立していないので、全ての権限が私たちにあるわけではないからです。養子縁組前提里親ほど、もどかしい思いをする人はいないと言ってもいいくらい、里親の中では複雑な気持ちになる期間なのかもしれません。すなわち、私だけではなく、多くの人がこの道を歩んだのだと思います。

里親

里親です。私たちは実親ではありません。そのため、ただ預かっているだけですから、もし何かあればとても弱い立場です。じー子は、まだ乳児で喋れませんが、話すようになると、嘘を付く里子さんもいるそうです。そのような時には、対里親では、疑わしきは罰するという精神で徹底的に調べるそうです。もちろん、乳児であっても、傷やあざなどがあれば、まずは虐待の有無を判断するために、けがをしたときの状況を調べるということでした。 児童相談所は、里子のことを守るだけでなく、里親という立場の人が悪さをしないようにプレッシャーをかけているのかもしれません。何かしらトラブルに巻き込まれている子供さんなので、それ以上何かあってはいけませんし、子供のことを守るための制度なので当たり前だとは思います。まんまと引っかかって、そのプレッシャーを感じてしまったのが私です。それはしばらくするといい方向に考えられるよういなり、里子という立場になった子供さんが少しでも楽しく健やかな生活ができればと祈るが故の発言であったと感じるようになったのは言うまでもありません。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

あの頃の私は、実子を見るような気持ではなく、里子を見るという発想だったのかもしれません。思い通りにならず、もどかしく、かと言って誰かに話せるわけでもなく悩んでいました。その時に、頭の中で勝手に、社会を否定したり、児童相談所に苛立ちを覚えていたのかもしれません。児童相談所の人の中には、高圧的な人もいました。研修などを含めると大勢の人と関わっていましたが、その人の発言などを思い出しては、悔しい気持ちになりました。そして、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、という状態になりました。子供が絡むと、発想がずれてしまっていました。その後はそこに気を付けて生活し始めました。

🔖69

2017-05-31 06:00

近所の人への告知

私は、特別養子縁組で子供を迎えることを周囲には話していません。近所の人にはいつか助けていただくことになるかもしれないので、人を選んで話した方がいいということを児童相談所から提案されたことはありましたが、話しませんでした。

児童相談所の見解

急に登場する乳児に周囲は驚きます。夜泣きをしたり、迷惑をかける場合もあります。そのようなことを鑑みて、話せる相手には話した方がよいということでした。

私の見解

夫とも話して決めたことですが、あまりにも不自然な状況であるということに気付いた人がいたら話そうということにしました。自分だったら、よそのお宅のそのような重い事情を知らずに過ごした方が楽です。毎日一生懸命生活している中で、大変な事情を知ってしまったら、その部分に気をつかってしまいます。気をつかってもつかわなくても、どちらも正解なのか不正解なのか、そのことすら結論が出ません。 すなわち、知らぬが仏です。私たちの生活している環境では、言わないのが正解だということに決まりました。引越し直後で、近所の人たちとはあまり面識がなかったのがよかったのかもしれません。

🔖70

2017-05-31 11:10

またもや小児科へ

子供というのはなぜこんなに病院が必要になるのでしょうか。持病の関係は専門医がいる遠くの病院に行くことが決まっていますが、意外なトラブルが生じるととても焦りました。

肌のぶつぶつ

ぶつぶつと書いても、ブツブツと書いても、背中がぞわっとなりますが、体にたくさんの赤い点が出ていました。調べても調べても気になります。一日様子を見て、期限もよく、食欲もあるようでしたが、翌朝、悪化していたので病院に行くことにしました。

手足口病を疑う

状況から見て、手足口病の初期だと思いました。もしくは、季節外れの汗疹と考えました。一日様子を見ていましたが、じー子が寝ればすぐ検索です。児童相談所からは、異変を感じたら早めに受診するように言われていましたが、一般的な対応との中間をとってしまいました。

小児科

結果は、なんと、汗疹でした。自分の知っている汗疹と比べ、二日目は水っぽさがあったので、まさかの診断でした。少し不安でしたが、良かったです。汗と乾燥で状況が悪くなっていたとのことでした。汗をたくさんかくことは知っていました。それでも鼻水をずっと流していて、病み上がりでは、寒い思いはさせたくありませんでした。乾燥に関しても心当たりがありました。プロペトをうっすら塗っていましたが、薄すぎますし、衣類でこすれてもあまりとれないものと過信していました。その後は、医師の指示通りにしたら、二日くらいで治りました。 ちなみに、おむつのゴムの内側のあたりが敏感なので、そのあたりを保護するようにもご指導くださりました。ピンポイントでのご指摘に驚きでした。

看護師の目

診察券を見ながら、ひそひそ話している感じが不快でした。名前ですよね。奇抜ですよね。

🔖71

2017-05-31 19:30

便利グッズを購入

子供がいる家庭はとてもあたたかいです。委託後に本当にそう思いました。可愛い我が子の一瞬一瞬の顔を忘れることなくいられたらどんなにいいだろうと感じていました。乳児院での写真が少ないので、とにかく写真がほしいと思いました。

カメラ

毎日写真を撮ります。手が届かないようなところに置いておいて、すごいことがあればとにかく撮りました。デジカメはとても便利でどんどん撮影していました。携帯でも撮影しますが、さらに撮影です。

ビデオカメラ

可愛い声と動きを映像にして残したいと考えました。滅多に使いませんが、外出時やイベントでは大活躍です。

三脚

家族写真を児童相談所に提出するために必要でした。イベントでは大活躍です。意外と低価格でいいものを購入できました。

カメラ用ストラップ

公園などでの撮影の際に大活躍です。

🔖72

2017-06-01 06:00

乳児を大声で驚かせたこと

あえて大声を出したのではなく、用事があり大きめの声で、結果、驚かせてしまいました。委託後にじー子が泣き止まずに困ったことがありました。後から考えると、黄昏泣きのようなものだったのかもしれません。とても焦っていて、この世の終わりのような感覚になりました。障害があるか否かは別として、ほとんど泣かず、声もはっしないほどの我が子が、泣き続けたのですから、驚きでした。

黄昏泣き

知識だけを蓄えた私の頭の中には、黄昏泣きとは、夕方の日が暮れ始めた頃、前触れなく乳児が泣き始め、数十分から小一時間泣き続けることであると記憶していました。抱っこで体を温めて、気がまぎれるように外を少し歩いて、そのような感じの対応をしてみました。ついに来たと思いながらあやしてみましたが、全く泣き止まず、自分の力の無さに絶望しました。夫がいる日だったため、相手をするのをかわってもらいましたが、すぐに私の元へと帰ってきました。

時間

泣き続けたのは、およそ20分でした。時計を見たのと、食事の支度の兼ね合いで覚えていました。たったの20分です。それでもつらいのではないか気になり、心配でした。泣きながら呼吸が止まったたどうしようかと、心配でした。

泣き止んだ

夫がくつろいでいたので、部屋をかえました。そして私もつらくなり、「パパーーーーっ!」と、呼んでしまいました。一瞬、大きすぎる声を発してしまったことを後悔しましたが、その声で、我が子は泣き止みました。パニックに陥り、自分の鳴き声に驚き続けていたようでした。夫は私たちを見ると、「ママ、すごいね。」と。 結果的に、気をそらしたりすればどうにかなることがわかりました。黙らせることより、黙るきっかけをつくってから、語り掛けることが大切だと気づきました。驚かせてしまったことは申し訳なく思いましたが、意外な音などで気をそらすのは作戦の一つに加えることにしました。怪我の功名です。

🔖73

2017-06-01 10:45

薬紛失

まさかの薬紛失。まだ我が子の月齢では、物を隠したり紛失したりということは考えづらいのですが、薬がなくなりました。気を付けていたつもりでしたが、不注意です。持病の関係ではないので、急ぎではないのですが、夫と探してから病院に向かいました。

発達

遠くの袋の中に入っていました。結論としては、我が子が薬に興味を持ち、どうにかしてつかんで飛ばした、だろうと思われます。少し離れたすきにそのようなことになり、すぐに戻った私が袋を片付けたということです。大きくて滑るような薬の容器をつかめたことも衝撃ですが、どうにかして袋に入れたということにも衝撃を受けました。 さらに、探し回る私を見て、にやっと不敵な笑みを浮かべていたことが衝撃でした。

事前に対策

発達が目覚ましいので、何でも事前に対策することにしました。もちろん、委託前の家庭訪問で確認はしていただきましたので、当時はよかったのですが、ほんの数日で様子が変わったのです。今後は目が離せなくなると感じました。危険でないものも気を付けて管理すべきだと実感しました。

🔖74

2017-06-01 17:00

近所の人

近所を散歩していると、大人も子供も声を掛けてきました。いつ、細かい突っ込みを受けるかとしばらくはドキドキしていましたが、その心配はありませんでした。そもそも、夫が出勤してしまえば、私は一人で家にこもるだけの生活をしていましたので、ほとんど近所の人の顔を知りません。引っ越してきたときに挨拶をさせていただいただけでは、顔も名前もほとんど知りませんでした。そればかりか、近所の子供たちは、私たち夫婦を警戒していたのか、挨拶をしても返すかを迷うような素振りでした。その状態で、子供の存在をとやかく言うような人など出てこない方が自然です。

大人

じー子を見ると、ほとんどの大人は、私たち夫婦がどこの住人かもはっきりとわからないようでした。どこに住んでいて、子供が何ヶ月なのかを聞かれることが多かったです。

子供

子供は乳児が好きなようです。どこの誰でもおかまいなしにベビーカーを覗きにきます。さらに、今まで私の顔を見て挨拶をためらっていた子供たちも、自ら声を掛けてくるようになりました。中途半端な年齢で子供のいない夫婦は、子供から見ると怪しげだったのでしょうか。近所には大勢の子供たちが住んでいることも初めて知りました。いつもあまりにぎやかな声は聞こえないので、もっと人が少ないところに住んでいたつもりでした。

🔖75

2017-06-02 06:00

食事中にふざける

委託されてしばらく経つと、食事中にふざけるようになりました。食事には集中してくれていたように感じていましたが、スプーンを加えて吸います。のどに入って行ってしまうのではないかと思うほどでした。

この程度で叱るか否か迷いましたが、エスカレートしてもいけませんので、叱りました。躾という感覚ではなく、最低限のマナーとして、食事中に食器で遊ぶのはいけないことという感覚で教えました。叱るというよりは教えました。

楽しさ重視

食事を嫌いになられると色々と困ると思ったので、強くは叱らない方向にしました。とにかく楽しく、その時はそう思いました。ただ、ふざけたことで詰まらせるようなこともあったので、その際には強めに言い聞かせました。

🔖76

2017-06-02 10:45

委託後は睡眠不足に陥る

委託後は睡眠不足や心身の疲労は当然のことのようでした。期待し過ぎということや、頑張り過ぎというのも原因になっていると思いますが、大体の人が疲れているので、自分だけがうまくいっていないのではないようです。

委託直後の疲れ

あれほど頑張れると思っていたのに、なぜ思うように体が動かないのでしょう。しかし、児童相談所の担当者はそのようなことはすでに見抜いていました。皆さんが園うような時期は必ずしもあるとのことで、自分で息抜きの方法を見付けながら、長い目で見て付き合っていけばいいとのことでした。

レスパイトケア

育児を一時的に代替してくださるとのことでした。レスパイトケア、使用しようか迷いました。児童相談所の担当者は頻繁に話をしてくださいました。美容院に行きたいときや、自分の通院の時などに、それを理由にレスパイトケアを利用して、自分が育児を放棄しているわけではない状況であれば心への負担が小さいと考えでくださっていました。そうです。少し離れたいと思っても、放棄しているような加害妄想になってしまうのも嫌でした。児童相談所の担当者は私のことをよく理解してくださっていました。 レスパイトケアを利用する人は少ないと思います。記録を残されるので、マイナスイメージにならないかが心配でそのような判断になると思います。それでも、悪い方向になりそうなときには、気軽に利用するのが正解だとも思います。

児童相談所

児童相談所でサポートしてくださる担当者はとても理解ある考えをお持ちでした。子供だけではなく、里親に対する理解があるということはありがたいものだと感じました。逆に言えば、里子に対しての理解やサポートは当然です。その当然の行為を当然のこととして行っているところを尊敬していました。人間なので、そうでない担当者も存在します。サポートや業務を全うしていないように見えて、不愉快極まりないです。そのような担当者も実際にいらっしゃいました。担当者次第で、里親や里子の運命が変わってしまうこともあるのかもしれません。

🔖77

2017-06-02 16:35

子育てを楽しむ

せっかく委託されても子育てを楽しむということになるまでには、様々なプロセスが必要でした。そのような中で、人との関わりはとても重要でした。里親サロンにも参加したこともありましたし、里親支援専門相談員にも相談したこともありました。もちろん、児童相談所の人にもいろいろ話しました。それがすぐに解決になるわけでもなく、それでも前に進むのには重要なことでした。

里親サロン

正直なところ何度も行ったわけではないので、細かい知識があるわけではないのですが、先輩の体験談などを聞くだけで、いろいろろ救われました。自分は意外と楽な方ではないのかと感じることも多く、まだまだ大丈夫と気持ちをしっかり持つことにつながったのだと思います。じー子のことも可愛がってくださいました。物事に対する反応が薄い我が子は、他の里親の方々のお子さんと比較すると可愛がりづらいと思っていましたが、いいところをたくさん褒めてくださって、明るい気分になりました。中には、「障害持っていそう。」と、見たままのことを仰る方もいらっしゃいます。結構傷つきます。それをわざわざ指摘し合う場ではありません。

里親支援専門相談員

家庭訪問を希望すると来てくださるそうです。そこまでは求めませんでしたが、里親と里子の関わりに詳しく、児童養護施設や乳児院に勤めているため、子供の発達などにも詳しく、心身のことについて話をすると、ほぼ的確なこたえをくださいます。何名かの里親支援専門相談員の方と関わってきましたが、中には全く相談できないような相手も数名いらっしゃいました。相手を見極めて相談することが重要だと感じました。「じー子ちゃんならきっと改善しますよ。」と根拠がない励ましは不要でした。

🔖78

2017-06-03 06:00

乳児院出身者

乳児院出身者であるじー子は、結構図太いです。乳児院内にいるとほとんど気づく機会がありませんが、委託されるとその図太さに気付きます。少人数での生活と、集団生活では、一人一人の扱いが異なるのも承知していましたが、驚くことは多いです。

起床

泣きませんでした。障害云々ではなく、泣くとあやしてもらえるというシステムは、乳児院には存在しません。あったとしても、次の乳児が泣けば手が足りないので、誰かがベッドにおろされます。

食事

座りが安定していなくても、手を洗います。抱っこで水道まで連れていくと、器用に手をこすり合わせます。そしてタオルがあれば、手を拭きます。当たり前のこととして、行います。

いただきます

喋れなくても食事の前後で手をあわせます。きっと全員がやっていたからでしょう。気まぐれでやらない時には、低い声で注意して、促します。

入浴

頭から桶やシャワーで、ざー。目を閉じる癖がついているようで簡単です。嫌がるお子さんもいるそうですが、乳児院でも入浴の際にはそのようにしていて平気だったので、委託後もそのようにしました。

入眠

添い寝は不要です。哺乳瓶を渡すだけです。事務的です。慣れるまではイメージと異なり、軽いショックがあります。添い寝をしてしまうと、添い寝必須と考え、我が家では、ぐっとこらえました。もちろん、見守り続けます。そして眠るまではとんとんしました。

🔖79

2017-06-03 10:40

委託後の大きな失敗

委託後に気付くことはたくさんありました。特に、こんなはずではなかったと慌て部分も多く、物理的な要素ではなく、心の状況などがそれにあてはまりました。私の場合は、すぐに気持ちを切り替えたり、角度をかえて見るタイプなので、大事件にはなりませんでしたが、それでも焦ることは多かったです。日々失敗の繰り返しでした。もちろん、一般的な育児をしている方にも失敗はあると思いますが、私のお手本は乳児院で見てきたものでしたので、できる限り調べてから行動しても、迷った時は乳児院で学んだことを最優先にしていました。

食事

委託前は基本的に一緒に食事をしなくてもいい方向にしていました。乳児院でもスタッフと一緒に食べるわけではないので、それでもいいと思っていました。かかわることを重視するように言われていたので、最大限のかかわりのためにもそのような選択でした。甘かったです。三回食にすると状況が変わりますし、それでも別は非効率的でした。まだ離乳食をとりわけで作るほどの知恵もほとんどなく、作るのも食べさせるのも食べるのも天手古舞でした。 三回食の開始や一緒に作ることや、タイミングなどをもっと早くからイメージすればもっとスムーズだったように思います。

おむつ

大量のストックをしても、とにかく減ります。濡れていると気づけば交換するので、とにかく減ります。インターネット通販に感謝です。某有名インターネット通販にお世話になり、切らせてしまうことはありませんでしたが、具体的な減り方を想定せずにいたことに驚きました。 サイズを鑑みて、予備を用意し、必要枚数を計算すればよかったです。ちなみに、外出用の鞄と、車内ストックから拝借して、乗り切りました。

入浴

夫と息が合わず苦戦しました。乳児院とは勝手が違うのが当然です。自宅の浴室で夫婦でイメージトレーニングをするべきでした。

🔖80

2017-06-03 15:00

委託後の報告書と請求書

委託後は毎月、報告書を出しています。どのような生活をしているかを記入します。そして、請求書を記入します。養子縁組を前提としていても、養育里親として記入します。申し立てをすると、養子縁組前提里親になるとのことでした。

報告書

淡々と書きました。様々なことがあり、喜びに満ち溢れていましたが、里子という表現に違和感を覚えてしまったので、とにかく淡々と簡潔に書きました。当時の私の個人の日記には、たくさんの成長や喜び、心配事など、様々なことがつづられていましたが、その部分を児童相談所に示すほどではないと判断して、淡々と書きました。特に、じー子の地域の担当者とは親しく話せる関係でもなく、思い入れなどもなかったので、喜びなどを伝えたくなるほどの気持ちではありませんでした。

請求書

実子同然の生活をしているのに、請求をするのです。悔しいというか、何とも言えない気分です。ただ、受け取ってみるとありがたいものに思えます。急に同居が始まって、どの程度の出費があるかも未知の世界なので、気持ちよくいろいろなものを購入できたので、よかったです。育児に必要なものなどは一通り調べてありましたが、一般家庭とは購入のタイミングなども違うので、イメージとは異なりました。

🔖81

2017-06-03 20:20

委託後初の家庭訪問

委託後にももちろん家庭訪問があります。里子の様子を見ることと、自宅の状況をそれとなく確認しているようでした。そして、第一回目には、実親からの手紙を受け取りました。

実親からの手紙

多分、児童相談所からの指示で書いたのだと思います。じー子を手放した理由と、養親を大切にすることなどが綴られていました。目を通したうえで、本人に見せるかどうかは私たちが判断すればいいとのことでした。真実告知をしてからのことなので、まだ先だとはわかっていても複雑な気持ちになるような手紙でした。

自宅の様子

我が家は、過ごす部屋と寝室が分かれているので、プライベートな部分はあまり見られませんでしたが、お昼寝のスペースを見たいとのことで、案内しました。事前に仰ってくだされば、片付けたのに、失態でした。片付けが行き届いていないのがいけないのですが、なぜか心の中で言い逃れをしました。

報告書の内容確認

事前に提出した報告書の内容の確認と、労いの言葉をいただきました。そして、レスパイトケアのおすすめもしてくださいました。無理をして失敗する人は多いそうです。イメージと違ったり、そのことで、家族や親せきや近所の人とトラブルがあったりと、様々な要因で、破談となってしまうこともあるそうで、そのようなことを防止するためにも、心身を少しでもいい状態に保てるように支えてくださるとのことでした。

🔖82

2017-06-04 06:00

病院

委託前から病院に行く予定があったので、少し離れた別の市の専門医がいる病院に行きました。長く通うことになることも想定して、受付で特別養子縁組前提で里子として来ていることを説明し、改名の予定をしていることも話しました。革新的な考えを持った医師がいるということも事前に調べてあったので、そのような対応を求めました。

特別養子縁組

説明したところ、私の氏名も確認されました。私に用事がある時には、私の苗字で声をかけてくれるとのことでした。母子手帳を見ながら、出生時の状況などを推測しながら、順を追って体のことを聞かれました。

名前

入籍後の苗字で呼ぶかどうかの確認がありました。その時に、改名の予定を話すと、その瞬間から、我が子は完全な通名で扱ってもらえるようになりました。 もちろん、手違いはあります。母子手帳に載っている実親の氏名で呼ばれたり、古い名前で呼ばれたりもありました。たった一人の看護師のミスだったので、聞こえないふりをして、周囲に不自然に思われないようにふるまいました。長期にわたって通うことが前提だったので、周囲にも不審に思われたくありませんでした。

🔖83

2017-06-04 11:00

委託後の外出

委託されれば堂々と外出できます。ベビーカーで公園を散歩して、ただの親子として過ごせます。私たちの場合は、実親から細かい縛りなどもなかったので、委託前から自由はきいた方だと思います。それでも、一緒に住んでいるのとそうでないということは大きな違いを感じました。

短時間の外出

おむつと着替え一式、その他諸々を専用鞄に詰めて気軽に外出できました。駅まで歩いたり、特に用事がなくても連れて出ました。子供がいると、周囲の人たちが声を掛けてくださいます。あたたかいものです。

長時間の外出

手軽なベビーフードを持参して、気軽に出かけられました。お店に入るとかしこまっている我が子は、周囲から褒められていました。おとなしくて静かな子なので、周囲からの目はあたたかいものでした。自宅から離れたところに行くと、人の目も全く気になりません。 もし、同じような状況になった方がいらしたら、近所よりも遠方の方が気が楽と伝えたいものです。周囲は他人です。誰も特別養子縁組を想定して見てきません。顔が似ていなくても大丈夫です。

牧場

免疫力のことを想定して、牧場にも行きました。ヤギの近くに入ったり、楽しそうな我が子を見たいと思いました。もちろん、期待は裏切られ、無反応でした。相当近くても、見えていないかのごとく、無視でした。

🔖84

2017-06-04 14:00

委託されて一ヶ月の出来事

委託後は時間が過ぎるのが早く、あっという間に一ヶ月が経過していました。その間にはたくさん外出し、たくさん新しい発見をしました。疲れもピークに達していたかもしれません。

疲れのピーク

疲れのピークだと思い、毎日を乗り切っていました。今日もピーク、今日もピーク、そう思っているうちに毎日が過ぎていきます。結局、前向きにいろいろなことに取り組んでいて、一日一日を大切にこなしていっていたのです。子育てをしている全ての人を尊敬しました。これがこの先ずっと続くと考えると途方に暮れてしまいます。そして、夜がきて、朝になるとまた力がみなぎる、それが子育てだと気づきました。

周囲の目

周囲の目は明らかに変わっていました。毎日散歩に出かけると、我が家に子供がいることが当たり前となり、「大きくなったね。」と定番の言葉をかけてくださいます。ずっと前から知っていたかのような感覚になってくださる方が多いようで、ありがたいばかりでした。

障害と病気

いつしか、気にならなくなっていました。夜になって検索することはありますが、昼間の生活の中ではあまり意識しなくなっていました。単なる我が子であり、里子ということも意識しなくなりました。離乳食の用意も素早くできるようになってきて、他のことにも手が回り、順調になると、さらに他のことも行い、充実以上の忙しさを心身ともに求めているようでした。今しかできないことを今する、それだけのことを積み重ねていました。 短期間で色々なことが起こりましたが、確実に親子になり、着実に前進していました。

🔖85

2017-06-05 09:00

委託後の児童相談所との関わり

委託後には、家庭訪問の日程調整の電話があります。それ以外には何もなく、不思議なくらいプライベートな時間が持てます。

児童相談所からの連絡

子供と私の両方の担当者から連絡が来ます。 子供の担当者「家庭訪問は○月○日○曜日○時です。他のご家庭と同じ日なので、必ずその時がいいのですが、よろしいでしょうか?」と。断れません。遠方なので仕方ないのですが、高圧的な喋り方と、表現だけ直してほしいものです。 私の担当者「私共の都合で恐縮ですが、○月○日○曜日で家庭訪問をさせていただきたく思います。○時に他のご家庭にお邪魔するので、その前後のどちらかでご調整いただきたく思います。他の日になる場合は、ご相談で決めたいと考えております。」と。さらに、お昼寝の時間をなるべく避けることや、重なったときには、静かに起こさないようにすることなどをご提案いただけることもあります。 同じことをするのにも、地域性の違いか人間性の違いかはわかりませんが、全てが違っていました。たまのことなので、睡眠が妨害されても問題ないのですが、前者に至っては、電話をかけてくる時間もお昼寝中です。その旨を相談すると、「食事休憩の時間は電話ができません。」と。後者は、「今お昼寝中ですか?○川さんも食事と睡眠に問題ないですか?」とのお言葉に加え、毎回の家庭訪問で、生活の流れをメモして、私たちの生活に支障を来さないご努力をなさってくださいました。そこまで求めていませんでしたが、あたたかさを感じていました。

お役所仕事

皆が皆、対応が悪いわけではありません。でも、これだけは言えます。人によって差が出ます。一般企業や普通の私生活のみではなく、児童相談所のスタッフでも同じです。ぐっとこらえるときはそのようにして、言うべきことは言わないと辛いです。言っても仕方ないこともありますが、子供のために働く人は、子供に少しでいいので配慮してほしいものです。出来ないことは仕方ないのですが、言い方だけでも気を付けてほしいものです。そして私も、人の振り見て我が振り直せ、そう考えます。

🔖86

2017-06-05 13:00

委託後に感じた乳児院の子供との違い

委託後に感じた違和感は、乳児院に入る子供と、自宅で過ごす一般的な子供との違いでした。同じ子供でも、過ごすところが違うと育ち方が変わります。もちろん、姉妹がいるかどうかなどでも違いますが、施設では家庭と全く違う育ち方をすることとなるのです。

笑顔

乳児院に通っていたころには、あまり笑わない我が子に違和感を覚えましたが、実際には他の子供たちもあまり楽しそうに笑っていませんでした。二歳くらいの子供でもあまりはしゃぐ姿は見られませんでした。世話をする大人たちは、仕事として接していますので、そのせいかもしれません。我が家に住み始めたじー子は、口角をしっかりあげて笑うようになりました。近所の子供たちと同じように、目が合うと相手に向かって笑った顔を見せるようになりました。自分が笑うと相手も笑い、そのことでかわいがってもらえるという当たり前のことがなかったのかもしれません。

声が出る

転がるボールを見て、「あ。」と。それすらなかったあの頃は何だったのでしょうか。転がったということを伝えると、相手が反応するということすら気づかなかったのでしょうか。我が子は声が出ますし、人とのコミュニケーションを求めています。

🔖87