打診があった日

2019年7月23日

あの日、滅多に鳴らない電話が鳴り、その相手は児童相談所のスタッフでした。面識はありましたが、あまり会話をしたことがない人で、矢継ぎ早に打診の旨を話していました。

電話の内容

「子供さんのことで…。」とのことでした。電話の最後で私が発した言葉は今でも覚えています。「特別養子縁組前提ということでよろしいでしょうか?明朝までに相談して折り返しご連絡申し上げます。」夫に話すと、「決めよう。」と。

私は、面会をして、違うと思えば早めに身を引く覚悟をしていました。その子の人生を大きく揺さぶる前に、相性が悪ければ去る覚悟だったのです。実の親子でも相性というのはあるそうで、特別養子縁組に関しても、無理して受けることでお互いに不利益が生じてはいけないということを念頭に置いておくことは絶対的な条件の一つのようで、家庭訪問の時にもその旨を聞いていました。

障害などを受け入れること

実親の持病や、飲酒や喫煙の状況など、様々な話を聞きました。私は、疑問に思ってしまうところがいくつかありましたが、夫は、それも含めていけ入れる覚悟ができていたようでした。この電話までは、夫の方が生い立ちや持病や障害に敏感でした。そんな夫が受け入れたのですから、きっと大丈夫、そう考えました。

ゆくゆくは真実告知をすることも踏まえて、色々と夫婦で相談しながら進もうと決心しました。


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