破談

委託されて、まだ特別養子縁組の手続きすら始まってない状況で、周囲にもおめでたいご縁があったという知らせがありました。特別養子縁組だけでなく、中には里子を迎えるお宅もあり、ファミリーホームに新たなお子さんが加わるという件もありました。研修などで知り合った他の地域の方々も含めると、そのようにたくさんのご縁を目の当たりにしました。

破談

数ヶ月間に数件のあたたかいご縁のお話を伺うというのも、地域や形が様々なので、十分あり得ることですが、その中で、我が家からは随分遠いところにお住いのご夫婦に、ご縁がありました。早速交流が始まったそうです。しかし、幸せそうに暮らす特別養子縁組前提のお子さんをご覧になって、自らお断りしたそうです。あれほど首を長くして待っていらしたのに、信じられません。児童相談所経由の特別養子縁組の方だったので、担当者にはオブラートに包んで話したそうですが、どうやら、現状の幸せそうな暮らしを壊したくなかったのでお断りしたというのです。詳細はあえて聞くことではないので、大まかなお話のみになりましたが、相当、ご自身を責められていました。

複雑な気持ち

どのように里親を選定しているかという基準は公表されていませんが、せっかくふさわしいと判断されたのに、本当にもったいないと思ってしまいます。自分でも相性などのも問題があればお断りすると思いますが、破談のお話を聞くたびに複雑な気持ちになります。


TOP