神戸新聞NEXT 自然に言えた「私の子」 特別養子縁組、親子の絆


神戸新聞NEXTの記事です。

2歳

この記事のポイントは、2歳という年齢です。

2歳の子供のややこしさ、すごいです。里親サロンで、同じく2歳のお子さんが委託されたご家庭を見ていましたが、言葉が発達して、感情も発達して、それでも上手に表現できないもどかしさと戦っている感じでした。とにかく大変で、毎日、公園などに出掛ける日々と聞きました。

乳児院によっては、毎日小さなイベントのようにして子供たちを楽しませているところもあります。そのため、一般家庭では物足りないということもあるようです。

もちろん、一般家庭の方がいいところが多いのですが、平坦な毎日であり、独占したいはずのお母さんがいまいちな反応をすると面白くありません。毎日が、お互い、戦いです。気を引くために悪いことをすると叱られます。乳児院はスタッフが仕事として面倒をみています。そのため、叱ることは少なく、あくまでも諭すという方法をとっているところが多いようです。当然ですが、感情でしかりつけることもなく、スタッフが不機嫌で空気が悪くなるということも少ないです。そのようなことがあっても、時間額ればそのスタッフが去ります。

2歳の子供がスムーズに家庭に引っ越しできるわけがありません。それをサポートするのが養親であり、その周囲です。

記事になると、困ったことを乗り越えたという事実だけになりますが、それはもう過酷な毎日となる場合も多いようです。そして、養親も人間であるため、耐えて悩んで、辛い思いもしているはずです。さらに、初めての育児でるのに、急に感情豊かな2歳児のお世話です。向き合うだけでなく、食事やお風呂や寝かし付け、全てが子供のための行為となり、責任ものしかかります。

乳児院は基本的には3歳までとなり、もっと大きい子は別の施設に引っ越します。それを目前にすると、乳児院も児童相談所も焦り、実親への接触を急ぐという事情もあるようです。そのため、2歳児の委託というケースはたくさんあるそうです。

いろいろな事情が重なり、まだ幼いのに、一人でお引っ越しです。大変なことになるのは仕方ありません。試し行動があるのもある程度は想定しなくてはなりません。

戸籍

戸籍を意識して生活するということは少ないのですが、実際の私の経験から考えると、苗字が違うことを説明するのが億劫です。

病院でも予防接種でも、何かの手続きでも全て、「特別養子縁組を前提でお預かりしていまして…。」と、我が子に聞こえないように説明します。喋らなくても1歳でもわかります。いつも名前の説明をしているのですから。

きっと戸籍よりも、苗字の問題は大きなものです。この記事の中にもありますが、その部分を乗り越える方法を、あらかじめ考えておくことは大切だと思います。

しんどいことは忘れた

私もそんな日が来るといいなと思います。でも、少し忘れかけています。

特に、交流中の苦しいことは、既に消化できています。家庭訪問で蒸し返されることはありますが、その時以外は乗り越えられています。

特別養子縁組は子供のための制度であり、里親側は、我慢すべきことが多いです。それを乗り越える心身の強さを保てるよう、今後も精進していきたいです。

ただし、頼れることも大切です。自分だけで抱え込まないように、レスパイトケアや地域の助けを求めることも大切です。

大変な思いをするのは当然と考えつつ、もしもの時に、子供に不利益が生じないように下調べをすることもおすすめです。

さすが『お母さんの子』やね

これはあります。まだまだ入籍に至っていなくても、なぜか、そう思います。

さすが我が子!と。

血縁

あまり関係ありません。

ステップファミリーでも円満なご家庭は多いです。

母子は絶対親子ですが、父子の関係は調べないとわからあい場合もあるので、実際には血縁関係がないということもよくあるそうです。それでも、血のことなど考えなければ、一緒に過ごす時間が家族にしてくれます。


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