@niftyニュース 「ネット赤ちゃんポスト」利用せざるを得なかった

考えても考えても賛否を述べることができないような内容であり、細かな制度や仕組みを知るほど、さらにわからなくなります。

ネット赤ちゃんポスト

「赤ちゃんポスト」を行ってきた熊本市・慈恵病院の元看護師長下園和子さんはこう語る。

「混同されがちなのですが、慈恵病院の取り組みと、インターネット赤ちゃんポストは全くの別物です。慈恵病院は赤ちゃんを“預ける場所”であって、その後は児童相談所が子供の処遇を決定する。里親探しに病院側はかかわらないのです。

 一方、インターネット赤ちゃんポストはお金が介在した“契約”になっています。『妊娠して子供を渡せばお金がもらえる』と思ってしまう人が現れるかもしれない。そうなれば、まさに人身売買です。これを生業にする人間まで出てきそうで、恐ろしいです」

 実際、民間の養子縁組斡旋業者の中には金銭目当ての悪徳業者がいる。その1つが『赤ちゃんの未来を救う会』(千葉県)だ。1回につき100万円の斡旋成功報酬を受け取っていたことが営利目的とされ、昨年9月に県から事業停止命令が出された。当時、同会の代表男性はNHKの取材に対し、「福祉の仕事はおれの仕事じゃない。金をもらうのが基本」と公言。今年3月、千葉県警はこの男性を児童福祉法違反の疑いで逮捕している。


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