西日本新聞 里親家庭や養子縁組した親子… 日常を知ってほしい 家族、さまざまなかたち

特別養子縁組の実親目線での記事が出ていました。

実親の気持ちというのは世間に出にくいだけでなく、それに対する否定的な意見も必ずあるため、ほとんど耳にすることができません。

養親となることができ、特別養子縁組ができるというのは、手放す側の存在ありきです。

ただ、それをすべて良しとしていいわけではなく、すべて否定すべきでもなく、とても難しい問題です。

願う幸せ 来春から全国で写真展 協力も募る

 里親家庭やファミリーホーム、養子縁組した家族の日常を写真で伝えるプロジェクト「フォスター」が始まった。現在、撮影を進めると同時に写真を募集しており、来年3月から全国各地で展示する計画だ。企画には、子どもを養親に託した生みの母親も参加しており、主催者は「さまざまな家族のかたちがあることをたくさんの人に知ってほしい」と協力を呼び掛けている。

 「私は3年前、初めて出産した娘を養子に出しました」。10月中旬、横浜市の子育て支援施設。助産師や子どもを望むカップルなど約10人の前で、女性(34)は静かに話し始めた。

 子どもの父親とは、結婚を約束して一緒に暮らしていた。妊娠をとても喜んでいたのに、ある日警察から電話があり、その後連絡がつかなくなった。妊娠5カ月。中絶することも考えたが、病院のエコー検査で小さな命が動いているのを見ると、できなかった。

 貯金は男性とともに消えた。1人で働いて育てようにも保育所は空きがなく、実家は離島のため戻っても仕事がない。「子どもにはやりたいことをやらせてあげたい。幸せになってほしい」。悩んだ末、妊娠8カ月のとき特別養子縁組を支援するNPO法人「Babyぽけっと」(茨城県土浦市)に連絡し、養親に託すことを決めた。


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