特別養子縁組 実子との違い
特別養子縁組という事実
忘れます。
先日は病院で思い出しました。
思い出すと数日間、何となくそのことを考えながら生活してしまいます。
いいのか悪いのか、そんな感じなのです。
養子と実子
養子と実子を両方育てている場合には、その違いや差を感じつつ、相応の対応をするでしょう。
我が家は養子のみなので、実子との違いに気付くことなく生活しています。
病院で遺伝のことを聞かれたり、歯並びや体型などで答えづらいことなどはありますが、それが当たり前なので、その都度、解決するのみとなっています。
その時は辛かったり困るのですが、乗り越えるのみです。
養子のみなら、単純明快です。
差を知らずにのほほんと暮らせると、悩みが少なくなります。
戸籍
誰かに見られるものではないので、気にせず暮らせます。
結婚や海外旅行などの時に、自分で謄本をとる場合に、先に真実告知ができていれば、問題ないようです。
結婚の場合には、相手にも話すこととなるはずですが、その時になって、その相手やその周囲を取り巻く環境によって話は異なるでしょう。
注釈のようなものはあるものの、実子としてカウントされている特別養子縁組は、気になることもありません。
血縁
血液型などを公にして皆で楽しむ何かでつまづくかもしれません。
それ以外は特にないです。
輸血の時などに困るかもしれませんが、それは、特別養子縁組の場合だけではないので、どうにかなると信じています。
血縁がなくても、同じ食事をとり、同じことで喜怒哀楽し、自然に相手の表情に寄っていき、骨格や筋肉の付き方も表情も似ていくと信じています。
極端なことを言えば、産んだ人とその子供は血縁があっても、同居している男性と子供が血縁がないことに気付かないパターンもあるはずなので、一緒に楽しく生活すれば問題ないのかもしれません。
結局、特別養子縁組の親子関係はシンプル
たぶん、実子とかわりなく、毎日小さな悩みやトラブルを抱えつつも、子供の成長に一喜一憂しています。
特別養子縁組は子供の幸せのための制度です。
ただし、その子供は、どこかの家庭に行くという方向性になっているので、子供だけのための制度ではないとも言える気がします。
子供を幸せにするだけでなく、自分たちも幸せになるということも条件にしてもよいと思います。
一緒に家族として生きていく、家族のための制度となっていってほしいです。
養子でも可愛がれるか、それは、わかりません。
実子でもうまくいかない場合もあるはずです。
養子でも、実子でも、相性が悪いということも十分に考えられます。
私は、面会してお互いに相性が悪すぎて憎くて無理であれば、委託を断るつもりでした。
産んでも可愛がれずに残念なことになる場合もあるので、それは、特別養子縁組でも、その恐れがあると、最初から思っていました。
お互いに無理してまで家族になってはいけないと思い、お互いの人生を破滅させないように、そう考えていました。
結果、今は毎日、おままごとやスタンプ遊びをしています。
この生活に結びついたすべての過去に感謝です。
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