特別養子縁組をあきらめざるを得ない状況

知人のこと

知人に、特別養子縁組をあきらめた人がいます。

なぜなら、年齢的な上限を超えてしまったからです。

悩んで悩んで、本当に悩みぬいて、いつの間にか50歳です。

愛知方式と呼ばれる新生児委託であっても、子供が成人した時に70歳を超えてしまいます。

その方のご主人の職業には定年があり、ご主人が定年退職を迎えるころには、子供は小学生です。

経済的に困窮していなくても、定期的に収入があるかもはっきりせず、健康面にも不安を抱えているそうなので、断念せざるを得ない状況でした。

もちろん、児童相談所にも話を聞いたそうですが、年齢と健康面を考慮すると、不可能という場合が多く、特別養子縁組ではなく、一時保護などに協力できる養育里親をさりげなくおされたようです。

早すぎることはない

決断できれば、早すぎるということはないと思います。

まずは登録です。

私も迷いましたが、まずは研修に参加できる時に行かせていただき、登録してから待てばいいということでした。

待ち始めてからも、なかなかご縁がないご夫婦もいらっしゃるので、早めに登録して、里親サロンなどで経験談を聞きつつ、心の準備をし、その時が来たら最終的に考えるという方法が、効率がいいと思います。

いつでも赤ちゃんが大勢いるわけでもなく、いつでも実母が手放したがるわけでもありません。

そして、自分たちが選ばれる確率がどれだけあるかを考えると、年間で同じ地域で何人も希望するので、途方に暮れてしまうほどの確率でしょう。

若い、収入と預貯金が多い、自家用車がある、家族や親戚の協力がある、家事育児に支障が出ない心身の健康状態、夫婦の意見があっている、様々な条件が一番そろっている人が選ばれるとしたら、そのトップにいられるのは、ほんの一瞬で、その瞬間に手放される子供を待つのです。

早めに待ち始めることが重要だと思います。

相談相手

登録してしまえば、里親サロンに参加でき、情報を得ることができます。

ただ楽しいだけでない子育てをあらかじめ想定できます。

特別養子縁組特有のトラブルや葛藤を知ることもできます。

地域によっては、児童相談所の会議室などで里親サロンを行っているので、職員に相談することも可能です。

いろいろな観点から、登録だけでも早めに行うと有益です。

ちなみに、年に二回しかなく、指定の日に研修に参加できないと、それだけでアウトです。

働く男性であっても同じように参加しなくてはいけません。

平日のみの受付という研修が多いはずです。

夫婦共に登録することが条件となっていると思います。


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