新生児委託ではなかったからこそ悩んだこと
最近よく思うのですが、途中から育てるというのは、意外な壁にぶち当たります。
感覚
感覚が新生児からと違い過ぎました。
例えば、肌着を購入しようとした時に、股下でボタンをとめる形は可愛くないという発想が先行してしまい、短い肌着を最初から購入してしまいました。勝手なイメージで失敗してしまいました。
乳児院
乳児院では、同じ部屋の子供は皆、同じサイズの服でした。
男女が服を共有していることもありました。サイズは主に80センチと90センチでした。新生児以外は皆、ボディスーツではありませんでした。
この辺りは、乳児院ごとに違うと思いますが、我が子は、早い段階から、90センチで上下別の服でした。
おむつを交換するときには、ズボンを脱がせ、股下を外し、換えます。終了したらその逆を行います。素人ながらに面倒で、見た目も可愛くないと感じてしまいました。
よし、我が家に来たら、肌着は股下をとめないものだ!という具合でした。
現実
現実はそんな甘くはありません。抱っこの度にお腹が見えます。その肌着とシャツをズボンやスカートに入れます。スカートは脱げてきたり上がってしまうので、基本的にはレギンスのようなズボンです。そして、おむつがずれるほど動くこともあるので、股下のボタンは必須です。
見た目やイメージだけではありません。乳児院への先入観や印象の悪さなども相まって、自分らしい育児をしようと勝手に考えていました。猛烈に反省です。
乳児院というのは、とても合理的に考えて行動しているのです。大勢の子供たちをいかに効率よくさばくかということを実践しているので、それに従ってみた方がいいのです。
乳児院によっても異なるので、とにかく丁寧にしているところもあるようですが、我が子の在籍していたところは、手間を省くことを重視している部分も見られたので、服に関しては真似すべきでした。
中途半端な月齢の我が子の登場を簡単に人に相談できないので、未だに戸惑うことがたくさんあります。
今までどうしていたかを聞かれるのが面倒なので…。
もちろん、特別養子縁組であることを恥じているわけではありません。
この事情をあえて話して、色々な人を気まずくしたり、毎回の説明を省くためでもあります。
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