特別養子縁組 障害 病気

特別養子縁組を考え始めたときに、いろいろと検索していると、多くの人が子供の障害や病気に関して質問をしていたり、話題にしていました。

疑問

研修を受ける前は、なぜ、障害や病気のことを気にするかを疑問に思っていました。特別養子縁組でない場合でも、そのようなことはあり得ます。そのようなことで気持ちが揺らぐのであれば、子供を望んではいけないと思っていました。

しかし、徐々にわかってきました。

ただ単純に育てるだけでも大変です。子供。とても大変です。そのうえ、大きな障害や大きな病気があったらと、想定すると、なんとなくわかりました。我が子も結構大変です。薬のこととか、周囲の目など、気になることが多いです。

ただでさえ、外出中にはいろいろなものを触ろうとしたり、想定外のシーンで泣いたりと、大変ですが、薬を持参したり、その時間を気にしたりと、クエストが加わります。もっと細やかな対応が必要な子供だったらと思うと、早い段階から障害や病気に関して意識して調べることは、大いに結構なことだと、今は思います。

実際には

現実問題として、私の周囲の里親さんの元にいるお子さんたちには、人から見てわかりずらい病気があるというケースも何件か知っています。

一部の実母は、出生前にその存在に気付かず、飲酒や喫煙をしている人も多く、中には、風邪などの時に、気付かずに薬を服用してしまったことなどもその要因となっているように思えます。多くは若くて知識がなかったり、犯罪に巻き込まれていたり、貧困家庭であるので、命を粗末にするつもりがなくても、出生前から最良の環境を与えられていなかったお子さんが大半を占めているようです。

また、丁寧に大切に育てていても、心身の状態や経済力の兼ね合いで、治療や療育に通うことができずに、やむを得ずお子さんを手放す人もいるので、病気や障害のあるお子さんが多いというのは事実であると思います。

手放したくて手放す人もいますが、それ以外に選択肢がなく手放すという人も多いようです。

受け入れるか否か

我が子も、薬が必需品となっています。今までには大事に至ったことはありませんが、不安は常にあります。

常にこの不安よりももっと大きな不安を抱えるのだと考えると、とても大変だと思います。

そして、無責任に受け入れてはいけないとも思います。もちろん、受け入れるだけの心身の状態と、経済的な力があれば、すんなり受け入れることができるのでしょうが、不安と向き合う覚悟や、周囲のサポートなども必要な場合が多いと考えます。

ただ、次に病気や障害を抱えたお子さんの打診があったら、多分、受ける方向で検討すると思います。受けられない事情があればお断りするのですが、基本的には、受けられるような気がします。

特別養子縁組は子供たちのための制度であるため、行き場がないお子さんが減ることを願っています。


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