朝日新聞DIGITAL 養子7カ月後、実母が撤回

2017年9月28日

特別養子縁組関連のニュースをよく目にしますが、全てが幸せにつながっているわけではありません。

これは、朝日新聞DIGITALの記事です。


ここからは、私の考えです。今置かれている状況では、このように考えます。もし実親の立場であったら違った見方をしたかもしれません。

何ヶ月間も一緒に暮らし、愛情を注ぎ、撤回される、そのような想像をすると恐ろしいです。実親側にも事情はあったかもしれませんが、養親の気持ちを考えると残酷です。

この記事を読む限りでは、養親の心身やライフスタイルなどに問題があったわけではないようです。例えば、精神を病んだり、極端なことを言えば離婚したり、様々な養親側の問題があった場合はやむを得ないと思いますが、単に気が変わったからという理由はいかがなものなのでしょうか。もし我が子の実親が、審判前に気が変わったと言い出したら、どんなに辛いことでしょう。

当事者に自分を重ね合わせるようにして考えてしまいました。

慎重に

受ける側は、一人の人間の人生を背負うことを、児童相談所や斡旋団体から耳にタコができるほど聞かされます。

勿論、実親側もそうだと思いますが、子供の可愛さに気付いてしまうと、方向性がかわることもあります。ただし、実親にもある程度の知る権利はあります。また、斡旋団体によっては、成長の記録や写真を提出することが必須となっている場合もあります。

どちらの立場になっても、決断することの大変さだけでなく、方向性をかえたときに子供が受ける不利益も考えてほしいものです。利益を考えたうえで決断しても、そのことで振り回される人が大勢いることには違いありません。そのようなこともすべてひっくるめて、責任を持った行動が必要であると感じます。

所長からの言葉

私の時には、児童相談所の所長から、違うと思ったら受けてはいけないということを言われました。人間の人生を左右することになるから、慎重に責任を持って行動するよう、説明を受けました。ということは、手放す側も同じ説明を受けて決断したのだと思います。

児童相談所や斡旋団体によっても、個々が完璧に説明しているわけではないと思います。私は幸運だったと思います。どうか、紹介する側の人も、その責任に関して徹底してほしいです。

我が子

今まで我が子の成長を見てきたのは、私たちです。表情が少し豊かになりました。走れるようになりました。声が出ます。

このかけがえのない時間を奪われたくはありません。


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